お知らせ・ブログ
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皆様、こんにちは!

日本航運株式会社 成田営業所のブログ担当でございます

2023年3月のテーマは、【医薬品輸送】です。

当営業所では日々様々な貨物を取り扱っていますが、車格毎に多くの冷蔵車両を保有して、『医薬品』の輸送も行っております。

既に実績と経験を兼ね備えているのが、成田営業所なのです ❕❕

 

昨今の新型コロナウイルスの流行に伴って、コロナウイルス用ワクチンの全国への輸配送を2020年から現在に至るまで続けております。

医薬品のような温度調整が必要な貨物をトラックで輸送するには、条件があるのです。

GDP <Good Distribution Practices>(実践流通規範)という基準に対して、監査を受けてクリアしていなければ輸送は出来ません。

※厚生労働省が2018年に国際基準に基づくGDPガイドラインを発表し、輸送・保管中の医薬品の厳格な温度管理が求められるようになり、更に注目されています。

基準とは??

輸送・保管過程における医薬品の品質を確保することを目的としたものであり、かつ、適正な物流に関する基準のことです。

GDPとは??

医薬品が製造工場から出荷された後、配送先お客様の手元に届くまでの流通過程における品質保証を目的とした基本的な指針になります。

当営業所では、このGDP基準を定期的な監査でクリアしていること、そしてGDP教育を受けている専門のドライバーが乗務していることで、様々なお客様から多くの受注をいただくことが出来ております。

そして、GDPを遵守するうえで、トラック庫内の『 温度マッピング 』の実施は必須です。

温度マッピングとは??

トラックの庫内保管スペースの空間温度分布を計測することです。

簡単にご説明いたしますと、

トラック庫内といっても、特に満載にするときは前後左右上下の様々な場所に貨物を積載することになりますよね。

その貨物がどの場所に積載されていても、お届けするまでの輸送中全ての貨物が設定した温度を維持出来るか? その輸送条件を維持するために、ルールに基づいて定期的に庫内の温度状態を確認する作業が『温度マッピング』なのです。

当営業所では、医薬品や温度調整が必要な貨物を輸送・保管するうえで、正しい保管条件が整っているかどうかを定期的に検証しクリアしているので、安心・安全な輸送が確約出来るのです❕

季節ごとの寒暖差が大きい日本では、最低でも夏、冬1回以上の温度マッピングを実施し、季節要因が医薬品の保管条件に影響を与えていないか検証しています。

具体的には、3つの温度帯(2℃~8℃、15℃~25℃、-10℃~-20℃)を設定します。

それぞれ順番に「ロガー📱」と呼ばれる温度計を庫内のあらゆる箇所へ約20個設置し、設置した温度帯が維持出来ているか、ロガー📱からデータをインポートして状態を確認しています。

最後に、医薬品を輸送するにあたり、トラック庫内を管理するうえで最も大切なことは、

『庫内の衛生管理』なのです。

特に当社の冷蔵・冷凍車両は衛生管理を徹底しています。

庫内の整理整頓、異臭確認、汚染の確認、水洗い、アルコール除菌等、チェックシートを用いて確認しており、庫内は日々清潔に維持されているのです🚚

当営業所ドライバーによる清掃シーンの一部(写真)を掲載しておきますので、是非ともご覧ください

経験と実績を兼ね備えた成田営業所へ、医薬品をはじめ、温調貨物を預けてみませんか??

その他様々な貨物の取り扱い実績もございます❕❕

まずは、お問い合わせから📞何なりとお申し付けください。

成田営業所自慢のドライバーによるトラック庫内清掃シーンです

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